Comments2024年絵画合宿 高校教諭の感想
2024年度「Next Teacher & Teacher」合宿最終日には、現役の高校教諭との講評会・懇談会が開催されました。美大生は作品のコンセプトや作画ポイントについて発表し、教諭らとの議論に花咲きました。
また美大生は現在の教育現場の生の声を聞くことができる良い機会となりました。以下参加された4名の高校教諭の感想です。
海星高校 鷺坂敏之先生
美術を学び、制作活動を精力的に行っている若い学生の皆さんと関わることができたのは私にとって良い経験になりました。将来美術教員を目指す学生が積極的にこのような企画に参加される姿を見て頼もしく、また現役美術教員として心強く感じました。
私は作品講評会と最後の意見交換会に出席しましたが、今の若い人達の考え方やこれからの希望等を聞かせていだだき、こちらが勉強させていただいた感じでした。
今後もこのような企画を続けて、若者だけでなく我々年配も刺激を受けるものにしていって頂けると良いと思います
いなべ総合学園高校 安藤誠也先生
「Next Teacher and Teacher」と銘打たれた取り組みに、「果たして自分はteacherたりえているか?」と思いと、何とか頑張っている坂中さんや波切の地域に応えたいという思いで参加しました。
どんな学生が来てるのかと心配していましたが、全くの杞憂。今の時代の若者でありつつもとても前向きで勉強熱心な美大生たちでした。
地域や美術に向き合う中で、場合によってはteacherであろうということを越えて、大切な場が作られてると感じました。
これからも「じゃまテラス」の活動に注目です。
栄心高校 北井利季先生
私の大好きな町のひとつである大王町波切で、学生のみなさんが描いた作品を通して交流し貴重な時間を過ごせたこと、大変嬉しく思います。みなさんがそれぞれ『鰯は強い』をテーマに、格好つけずに自分の思いをキャンバスにぶつけているのを見て、正直羨ましくも感じました。私自身、もっと頑張らなければと制作意欲が湧いてきました。
今後この活動がきっかけとなり、大好きな町大王町波切がもっともっと発展していくことを期待しています。
上野高校 冨田幸司先生
思った以上に学生のモチベーションが高くて食いつき具合が凄かったので、なかなか面白い取り組みをやっているのだなということがよくわかりました。